イベント

(新潟市歴史博物館みなとぴあ)第17回むかしのくらし展「にいがたの昭和」

○開催趣旨
 昭和は日本が大きく変化した時代です。大きな戦争が起こり、人々は貧しく苦しい生活に耐え、戦争後、勤勉に働き日本を豊かな国に育てました。工業が盛んになり、若者は農村を離れて街で働き暮らすようになり、都市は巨大になっていきました。人々の暮らしも変化し、多くの道具が電化製品に代わり、自動車での移動があたり前になりました。そして公害など今にいたる環境問題の多くが昭和に始まっています。
 昭和が終わって30年以上が過ぎ、子どもたちにとって昭和は、もはや歴史上の時代になりました。一方、40代を過ぎた世代にとっては、懐かしさを感じつつ今なおその時代感覚の中で暮らしている方も多いでしょう。
 今回の「むかしのくらし展」では昭和の新潟をふり返ります。世代によっては懐かしく感じたり、また新鮮に感じたりする昭和という時代を題材に、当展が世代を超えた歴史の語らいの場になることを期待しています。
○開催情報
【会 期】 2020年9月12日(土)~2020年11月3日(日)
【休館日】 毎週月曜日(※9月21日、11月2日は臨時開館)
【開館時間】9月:午前9時30分~午後6時、10~11月:午前9時30分~午後5時
【会 場】 企画展示室(新潟市歴史博物館 本館1階)
【観覧料】 無料
○主な展示内容
・プロローグ"三種の神器"
 戦争が終わり、日本が豊かになるとともにテレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫が三種の神器としてもてはやされ、昭和の文化的な生活の象徴になりました。
(1)戦争も経験した昭和
 第二次世界大戦へと突き進んだ昭和、新潟も戦争の被害と苦難にあいました。
(2)昭和のくらしの道具
 昭和には生活習慣が大きく変わりました。生活の道具は、人の力で動かすものから、電気で動くものへと変化していきました。
(3)昭和の子どものあそび
 やんちゃな子どもたちが自分たちで工夫しながら遊ぶ遊びから、電気で動くおもちゃやゲームへと変わってきたのも昭和です。
(4)平成生まれの学芸員が選ぶ「昭和の新潟事件ベスト10」
 ①三代目万代橋/②古町のデパート/③新潟大火/④地盤沈下と海岸決壊/⑤新潟まつり/⑥新しい新潟駅/⑦堀の埋め立て/⑧新潟国体/⑨新潟地震/⑩水俣病
(5)新潟の昭和ノンセクション
 テーマに関係なく、新潟の昭和をふり返る資料を選んでみました。
①新潟市民の昭和コレクション
②地図で見る昭和の新潟"まちの移りかわり"
・エピローグ"私の昭和"(期間内情報募集)
 期間中にみなさんの情報で作られる展示コーナーです。昭和の思い出話をお寄せください。
○イベント情報
・展示解説会
  日 時:毎週日曜日 14:00~(1時間程度)
  場 所:本館企画展室
  申し込み:不要
・昭和のむかしのあそび体験
  ベーゴマ、メンコ、ビー玉、おはじき、お手玉・・・、昭和の子どもたちが遊んだ素朴な遊びに挑戦します。
  日 時:2020年9月26日(土)・27日(日)、10月3日(土)・4日(日) 13時30分~15時
  会 場:たいけんのひろば
  申し込み:不要

詳細情報

http://www.nchm.jp/contents02_gyoji/02_kikaku_202005_top.html

問い合わせ:新潟市歴史博物館 みなとぴあ

〒951-8013 新潟県新潟市中央区柳島町2-10
TEL:025-225-6111  FAX:025-225-6130
URL:https://www.nchm.jp