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(新潟市歴史博物館みなとぴあ)開館20周年記念企画展  北前船と新潟ー廻船と日本海海運の時代ー

 江戸時代・明治時代に現在の北海道ー大阪間の海路において、港から港へ、商品を売買しながら航海した北前船。この北前船をはじめとした廻船は各地に点在する港町をそれぞれ結びつけながら活気づけていきました。
 なかでも信濃川河口左岸にあった新潟町は、日本海海運と信濃川・阿賀野川水系の河川舟運が交わる要所であり、このため多くの廻船が行き交う繁華な港町として発展しました。当館の開館20年を記念し、北前船をはじめとした廻船と日本海海運の歴史を振り返ります。

詳細情報

【主催】新潟市歴史博物館

【共催】新潟日報社 NST新潟総合テレビ

【後援】朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、読売新聞新潟支局、日本経済新聞社新潟支局、産経新聞新潟支局、NHK新潟放送局、BSN新潟放送、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、FM新潟77.5、FM KENTO、NCV(株)ニューメディア、ラジオチャット・エフエム新津、エフエム角田山ぽかぽかラジオ

【会期】令和6年7月27日(土)~9月1日(日)
(※休館日 8月12日を除く、毎週月曜日)

【開館時間】午前9時半~午後6時(観覧券発売は午後5時半まで)
【観覧料】一般:500円、高校生・大学生:300円、小中学生:無料
 (団体(20名以上)は2割引、常設展示観覧料を含む)

【展示内容と主な展示資料】

髷絵馬(佐渡市・佐渡国小木民俗博物館所蔵)
船絵馬 永寿丸 南部屋兵三郎(古町神明宮所蔵)

1)北前船の登場
 日本海航路と北前船登場の歴史を紹介します。
・高砂丸の幟(佐渡市・佐渡国小木民俗博物館所蔵)
・船箪笥(当館所蔵)
2)新潟町と廻船
廻船の寄港地、新潟町を紹介します。
・艀(はしけ)方の三ッ組盃(個人所蔵)
・蜑(あま)の手振り(当館蔵・新潟県指定文化財)
3)廻船問屋と船主
回船問屋と北前船の商品取引について紹介します。
・廻船問屋の引札(新潟ハイカラ文庫所蔵)
・前田屋の入船帳(新潟ハイカラ文庫所蔵)
4)海運の荷品
廻船が運んだ荷品を紹介します。
・焼酎徳利((公財)鶴友会所蔵)
・漆器((公財)鶴友会所蔵)
・長浜人形、今市人形、伏見人形(佐渡市・佐渡国小木民俗博物館所蔵)

【関連イベント】
●展示解説
日時:会期中の毎週土曜日 午前11時から
 (30分程度)
集合場所:企画展示室前
※参加には企画展観覧券が必要です。

引札 廻船問屋 西村治郎助 (新潟ハイカラ文庫所蔵)

●日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」
寄港地巡り ロールアップバナー展示
開場:本館1階エントランス
●北前船展関連 連続講演会(全4回)
<1>8月3日(土)「北前船と新潟湊の廻船問屋」
講師:横木剛氏(新潟ハイカラ文庫)
<2>8月10日(土)「北前船と瀬戸内海・尾道」
講師:西井亨氏(尾道市文化振興課専門員)
<3>8月24日(土)「北前船が運んだもの」
講師:田邊幹氏(新潟県立歴史博物館専門研究員)
<4>8月31日(土)「北前船がつなぐ港町新潟と大阪住吉大社」
講師:坂井秀弥(当館館長)
日時及び内容:いずれも午後1時半から3時

定員:全4回参加できる方 80名(応募多数の場合抽選)
参加費:500円(初回に徴収します)
申し込み:メール、申し込みフォーム、または往復はがきにて、
 ①「北前船展連続講演会」、②氏名、③住所、④連絡先電話番号 を
明記してお申し込みください。
締切:7月17日(水)必着、応募者多数の場合は抽選

問い合わせ:新潟市歴史博物館 みなとぴあ

〒951-8013 新潟県新潟市中央区柳島町2-10
TEL:025-225-6111  FAX:025-225-6130
URL:https://www.nchm.jp