十日町市

Kimonoきもの

十日町のきもの文化の歴史は古く、1500年以上前の遺跡からも織物の圧痕がついた土器などが出土しています。中世~江戸期にはカラムシを原料とした越後布として知られる麻織物の産地として栄え、その後は絹織物に転換し隆盛を極めまし現在もきもの産業は伝統の地場産業として根付いています。十日町のきもの産業の特徴は、織と染の両方の産地であることです。友禅染め、絞り、草木染め、紬、絣など幅広い技術が受け継がれ、現在さまざまな商品が生産されています。伝統的工芸品に指定されている『十日町明石ちぢみ』と『十日町絣』は十日町織物を代表するブランドです。