新潟大学旭町学術資料展示館
新潟市
日本、新潟県新潟市中央区旭町通2番町746 新潟大学旭町学術資料展示館
新潟大学の学術研究を通して収集・蓄積された貴重な標本・器具・資料等を公開しています。
新潟大学旭町学術資料展示館は、新潟大学の研究・教育を通して収集・蓄積された標本類、実験器具、考古資料等の貴重な学術資料を広く公開する大学博物館です。
新潟大学は戦後の学制改革に基づき1949年(昭和24年)に開学しました。「官立新潟師範学校」、「新潟医学校」を始め、各学部の前身となる教育研究機関は、明治から大正にかけて打ち立てられたものです。
1999年(平成11年)、新潟大学創立50周年を記念して、大学の長い歴史の中で蓄積されてきた貴重学術資料を一堂に公開展示する展示会が開催され、好評を得ました。この展示会での展示をベースに、新潟大学総合博物館設置に向けての足がかりとして、大学所蔵の貴重学術資料を広く学内外に公開することを目的に、2001年(平成13年)12月に「新潟大学旭町学術資料展示室」(通称:あさひまち展示館)が設置されました。2004年(平成16年)4月、「新潟大学旭町学術資料展示館」に名称を変更し今日に至っています。
2022年(令和4年)10月、文部科学大臣から「博物館に相当する施設」の指定を受けました。この指定により当館は博物館法の適用を受ける施設になりました。企画展等の活動を通じて、より一層教育・研究及び地域社会への貢献に努めてまいります。
新潟市大沢遺跡出土火焔型土器
長岡市石倉遺跡出土火焔型土器
新潟大学旭町学術資料展示館建物は、旭町キャンパスに所在し、1929年(昭和4年)に「新潟師範学校記念館」として建てられ、その後も児童博物館などに利用されてきました。新潟市域に現存する昭和初期の鉄筋コンクリート造の建物としては最古級の建物です。このことにより、2005年(平成17年)11月、展示館建物は国の登録有形文化財となりました。2021年(令和3年)には外壁等の改修工事を行い、窓の意匠を創建当時の設計図や写真を元に再現しました。
建物外観は1階から2階まで通した柱形や、縦長の窓割りによって上昇感を表すほか、正面中央部の柱を高くして左右対称を強調しており、昭和初期に日本で流行した「ネオ・ゴシック様式」の特徴をよく伝えています。スクラッチタイル貼りの壁面や、館内階段などに見られる造作の美しさは、当館の見所になっています。
開館時間 | : | 10:00~12:00、13:00~16:30 ※12:00~13:00は閉館します。 |
休館日 | : | 月・火曜日 夏季休業期間(8月中旬の3日間) 年末年始(12月29日~1月3日) ※その他、都合により臨時休館することがございます。 |
入場料 | : | 無料 |
〒951-8122 新潟市中央区旭町通2番町746
TEL:025-227-2260
URL:https://www.lib.niigata-u.ac.jp/tenjikan/