下田郷資料館(日本遺産構成文化財展示施設)
三条市
新潟県三条市飯田1029番地1
新潟県指定史跡五十嵐館跡に隣接する三条市下田郷資料館では、3万年前から受け継がれてきた人々のくらしを物語る考古資料・民俗資料を紹介しています。
縄文時代草創期から縄文時代晩期までの下田郷の多様な遺跡の出土品を展示しています。縄文時代中期の大集落、長野遺跡からは、火焔型土器や王冠型土器、「大珠」と呼ばれるヒスイの首飾りなどが出土しています。この遺跡の土器には、会津と同じ形や文様のものが多く。八十里越によって結ばれた下田郷と会津の関係の深さを示しています。また縄文時代晩期の大集落、藤平遺跡出土の朱が塗られた土器なども数多く展示しています。
下田郷には、五十嵐川とその支流の河川段丘上に旧石器時代から中世にかけての著名な遺跡が数多く点在しています。旧石器時代の御淵上遺跡、荒沢遺跡、縄文時代の長野遺跡、藤平遺跡、鎌倉時代の五十嵐館跡、大林遺跡などの出土品から、3万年前をさかのぼる下田郷の豊かな歴史とそれぞれの時代に生きた人々のくらしを知ることができます。また「大谷地紙」は江戸時代後期に越後の特産物として知られており、「大谷地紙製作用具」は、大谷地紙の紙すき技術を今日に伝える貴重な有形民俗文化財です。
開館時間 | : | 午前9時~午後4時30分 |
休館日 | : | 12月29日~1月3日 |
入場料 | : | 無料 |
〒955-0166 新潟県三条市上大浦670
TEL:0256-46-5205 FAX:0256-64-8882
URL:https://www.city.sanjo.niigata.jp/soshiki/shimimbu/shogaigakushuka/1714.html