十日町市

野首遺跡十日町市

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野首遺跡は、縄文時代中・後期の集落遺跡です。下条地区の県営圃場整備事業に伴って、平成8年に発掘調査が行われました。約6,300m2の範囲が調査され、竪穴住居跡12軒、掘立柱建物跡6軒、敷石遺構1基、配石遺構28基などが発見されました。火焔型土器や王冠型土器をはじめ極めて大量の土器や石器などが出土しています。今から約4,000年前の中期末葉から後期初頭にかけて営まれた直径約60mの環状集落と、後期中葉の配石遺構群が重なり合って見つかった大変重要な遺跡です。

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