長岡市

栃倉遺跡長岡市金沢、旧栃尾市

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栃尾地域の中央部を流れる刈谷田川右岸の段丘上に位置しています。昭和30・31年に栃尾市教育委員会が発掘調査を行い、縄文時代中期の竪穴住居11棟が発見されました。その床の中央には石で卵形や長方形に囲った特徴的な石組炉が築かれていました。出土した遺物には、火焔型土器を含む多量の縄文土器や石鏃・石斧などの石器類があります。このうち、住居の床面や柱穴に意図的に埋めたような状態で出土した土偶が3例あり、当時の信仰にかかわる特殊な事例として注目されます。

栃倉遺跡の竪穴住居跡は、新潟県を含む日本海側諸県では最初の発見であり、学術的な発掘調査として記念碑的な意義をもっています。なお、遺跡は市の史跡に指定されており、完形品の火焔型土器(市指定文化財)を含む主な出土品は栃尾地域公民館に展示されています。