津南町

堂平遺跡津南町

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堂平遺跡は中津川右岸の高位段丘にあり、 標高/約470mに位置しています。 これまでの調査結果から、縄文時代中期中葉~後葉(約5000~4500年前)が中心の遺跡が検出されました。 当遺跡からは残存状況の良好な竪穴住居跡が多く検出され、又縄文時代中期中葉の火焔型土器など土器群や石組炉などが出土しました。

当遺跡住居跡から検出された縄文時代中期の土器には、群馬県から長野県更には東北地方の系統を引く土器群も含まれ、広範囲にわたる地域との交流が窺えます。 しかし、これらの土器群は、火焔型土器と比較すると装飾性に乏しく、火焔型土器がどのようにして変貌したのか、 その背景、経過については今後の研究成果が期待されます。

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